PITARIP内では翻訳アプリを使って、英文で公開しているため、こちらに日本語原文を掲載しています。
日本の神社仏閣巡りもいいけれど、日本の古い町並みと自然豊かな場所でゆったりとバケーションを過ごしたい。
そんな人のために、海も山も近くて、古い町並みと歴史が残る町、広島県呉市音戸町をご紹介します。
まず音戸町の場所はと申しますと、JR呉駅からバスに乗り、音戸大橋を渡ってすぐの倉橋島というところにあります。
本土からの交通アクセスも良好でありながら、音戸の瀬戸という急流の海峡に面した町でもあるのです。
すぐ目の前を大型のフェリー船から小さな漁船まで、いろんな船が往来しています。
朝はのんびりと釣りを楽しむこともできる海です。
それから広島県は猫と坂が多いことで有名ですが、呉市も例外ではありません。
坂が多いということは、山があるということです。
音戸町は古い町並みと山の自然が共存しており、山菜取りも可能です。
私も初夏のころに音戸町に滞在させていただいたのですが、素人ながらに蓬を摘んでお団子を作り、野苺を摘んで食べました。
音戸町は人の暮らしと自然が共存する町なのです。
自然と共存する町並みを楽しみながら山を登っていくと、すぐに絶景スポットに出会えます。
海の綺麗さが際立つところ、町並みが映えるところ、空が大きく見えるところ……坂の登り方によって、個性のある風景が見られます。明け方や夕方でも違う景色が見られるでしょう。
お気に入りの時間と場所を探してみてくださいね。
そして「音戸観光文化会館うずしお」に行くと、音戸町をはじめとする地域の歴史に触れることができます。
音戸の瀬戸と呼ばれている海路を開削したとされる武将の言い伝えや、船で働いていた人たちが歌い継いできた労働歌「音戸の舟唄」について知ることができます。
日本の歴史は神社仏閣にまつわるものだけではありません。かつての日本人の日常に根ざした部分から、日本の歴史を眺めてみるのも、また違った味わいがあるかと思います。
海も山も町並みも!
日本を贅沢に味わいつくすバケーションを音戸町で楽しんでみてはいかがでしょうか?
参考
音戸観光文化会館うずしお